《らるさん小噺》「夢、希望、ロマン」を語る人生

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こんにちは!Cait Sithのピアノ弾き、RaLdです☆
気がつけば、もう葉桜ですね。

そして4月となり、新年度ですね!
入学や入社など、環境が大きく変わる方もいらっしゃいますね。

こんな時期は、昔の思い出が心の中で蘇ってくる…、
…なんてことは、ありませんか??(*´ο`*)

小学校時代の思い出 ~恩師編


私は、この時期になると、とある恩師の事を思い出します。
先日、夢にも出てきました (^_^;

始まりは小学校3年生くらいの頃、
時々、廊下で 強面な男の先生に遭遇するようになりました。

さらに、何かのトラブルで
上級生に、すごい剣幕で指導しているところを目撃。(めちゃくちゃ怖い…!!)
当時はもうかなりの恐怖で、この先生とは絶対に関わりたくないと思っていました。


しかし、念じれば念じるほど引き寄せるのでしょうか。
6年生への進級で、何故かその先生が担任になってしまいました。
本当に、「この先、一回は怒鳴られるかもしれない…泣 (←失礼)」と絶望したくらいです (笑)

当時、ピアノの発表会でのわたくし☆

最強&最恐の先生!?


児童の中では、外見の威圧感が凄いのと、とにかく怖いで有名でしたから、
初めて先生が教室に入って来た時は、
教室中がしーんとして、世話無し状態でした。
存在だけで人を黙らせられるって、超、特殊能力!!!w

(短めの) リーゼントっぽい髪型、
体操選手が着用するようなシューズに、上下ジャージの服装です。

おまけに、小学校の駐車場に停まっている先生の愛車は、
黒光りしたセダン (ベンツだったかも…?) でした。
これに傷でも付けたら 「確実に殺られる」 と思っていましたw


そんな先生のニックネームは、マイケルと言いました。
長い間、多くの児童に親しまれたニックネームだったのでしょう。
(マイケル…、マイケル・ジャクソンがお好きだったのかな…?と今になって考え始める、らるど氏です。)

先生への信頼が、将来の自信に繋がった1年間


あの1年間を振り返ってみれば、先生は本当に子どもが好きで、
冗談が好きで、ユーモアたっぷりな人柄でした。

年度初めの家庭訪問で、私の家の駐車場をご覧になり、
「<らるどの本名>さんの家の駐車場が広くて、段ボールの家で住める」って冗談を仰っていたことを憶えています。

私の体調が悪くなった時、あの車で家まで送ってくれたこともありました!
ちょっとの間しか乗れなかったけど、運転してる姿は本当に格好良かったな。
オトナの魅力ですかね…(笑)



先生自身、人間ですから、ちょっとは気分屋さんなところがあったと思います。
けれど、私たちが間違ったことをしたときは、きちんと叱り
楽しい場面では、楽しく過ごす
スイッチの切り替えが、マイケルは本当に巧みだったと思います。



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ただ、私は本当にもったいなかったなぁと思うことがあります。
それは、マイケルが来年度に副校長先生となるらしく、
ほとんどの授業が、他の先生に代えられてしまったことです。

他の先生の授業中、うるさくなってしまうことが多々あり、
マイケルが急遽、PCで仕事しながら監視することもありました。
(どちらの先生も、本当にごめんなさい!!)

マイケルが教壇に立った時は、本当に嬉しかったものです。
できることなら、もっと授業してほしかったな。


卒業し、中学校へと進学するときには不思議と、
マイケルのクラスを卒業したんだから、この先も大丈夫」という、
自信でいっぱいになっていました。

先生は卒業生を見送った後、副校長になることもあり、4月に異動しました。
受け持った生徒に見送られることなく…。
多分私たちが、先生が受け持った最後のクラスなのでしょう。

忘れられないクラス目標


進級したての頃、クラス目標を決める時に、
マイケルが「夢、希望、ロマンを入れたいです!!」と発言なさっていたことを、
憶えています。

そういえば、先輩の時もそうだったなぁ、と思いだして、
私たちのクラス目標なのに、何で先生のポリシーを入れないといけないの!?
と、内心反発していましたが。

結局、卒業するその日までマイケルが繰り返していた、
夢、希望、ロマン」だけが、
今でも、私の心の中に残っています。

卒業証書を受け取る直前のわたくし。
この後、将来の目標を宣言せねばならず…、
緊張が伝わる~~~泣

未来へ向かって「夢、希望、ロマン」を語る


このコロナ禍で、夢を諦めざるを得なかった人もいるでしょう。
苦しくて苦しくて、希望を見いだせない人もいるでしょう。
大震災の影響も、未だに消えてなくなることはありません。


マイケル、あの頃とは世界が大きく変わっていますが、
変わらずに、子どもたちにメッセージを伝えていますか。
今頃、どうしているのでしょうか。



私は、「夢、希望、ロマン」こそ、人が人らしく生きるために、
一番必要なことだ
と思います。

心の底から辛いとき、
おそらく、そんな夢見がちなことなんて考えられないでしょう。

でも、人は夢見たり、希望を持ったりする前向きな気持ちがあってこそ、
発展的に、日々を生きることができます



理論しか信じられないというあなたに。

あなたが理論上、できると思っていることは、
おそらく他の誰かも、そう考えているということです。

可能性0.0001%に賭ける者こそ、新たな発見を生み出すというものです。


夢・希望・ロマン」という言葉は、
落ち込んだり悩んだりする人の慰めにはならないけれど、

いつも心のどこかにあることで、
ふとした時に羅針盤のように、人生を導いてくれているような気がします。


Cait Sith RaLd ·:..。o♬゚·*:..。

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